統合失調症に関する参考文献

精神病
統合失調症精神分裂病)の入門書とも言える1冊です。
初めてこの病名を聞いたという人でも、詳しい知識を得ることができます。わかりやすく説明されています。
最初に1冊読むならば、ぜひこの本をお勧めしたいです。
いろんな症状も書かれていて、その下に隠れている心理状態などにも言及してありますので、患者さんの心理を理解する手助けになるのではないでしょうか。
患者さんの心に寄り添うような書き方が印象的な、いい本だと思います。

家族のための統合失調症入門
図やメモ欄もあり、難しい医療書籍という印象はまったくありません。
まさにご家族のために、スムーズに理解してもらうことを目的として書かれた本と言えると思います。
脳の仕組みから具体的な療法など、若干難しい内容も含まれていますが、このあたりは、読み飛ばしてもいいように感じます。
どのように治療を進めてゆくか、その中で、家族がどんな役割を担うかについて、多くページを割いていますので、そちらをメインに読まれるといいかもしれません。
一部、「統合失調症精神分裂病)になる原因は家族にある」とも受け取れるような記述がありますが、それは信じない方がいいように感じます。
決して無関係ではないでしょうが、それが主要な原因であると考えてしまうのは、ご家族が患者をサポートする上での障害にもなり得ると思いますし、真実とは言えないような気がします。

統合失調症がよくわかる本
統合失調症精神分裂病)の患者さんを家族に持つ方にとって、とてもわかりやすい1冊となっています。
著者はアメリカ人で、アメリカを例に述べられていますが、日本との共通点も多くありますし、日本と違う記述にも、参考になる点がたくさんあります。
価格の面から言っても、一般的に気軽に読む本というよりは、ご家族など、真剣に統合失調症について知りたい、何か自分にできることを探したいと思う方へ向けられた、比較的理解しやすい本と言えるのではないでしょうか。
特に、アメリカで用いられているという、統合失調症の診断方法は、日本とは若干異なる点があるものの、とても参考になると思います。
統合失調症について、より詳しく知りたいと思った時、まず最初に手に取る1冊と言ってもいいのではないでしょうか。