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用語集

あ行か行さ行た・な行は行ま行や・ら・わ行

あ行

アダルトチルドレン
機能不全家族」で育ち、成人した人です。
その中でも特に、現在の生活に漠然とした不安を抱えている人を指して呼ぶこともあります。
「大人になりきれない人」「子供のような人」というのは間違いです。

アディクション
嗜癖」の別称です。

インナーチャイルド
人の心の中にいる、傷ついた、子供の頃のその人です。
子供の頃に、とても辛い経験をした時、大人になっても、それが解決できないままに、傷となって残っていることがあります。

インナーペアレント
人の心の中にいる、あなたを支配している親です。
現在の、実際の親とは異なります。
いつまでも同じ姿であなたの心の中に存在し、あなたを支配しています。

うつ病
気分障害の中の、単極性気分障害の一 種です。
気持ちの落ち込みや不安、焦りが長期間連続して起こる精神疾患です。
最近では、特定の脳内物質の減少が背景にあることがわかってきたため、精神病ではなく脳の病気だという説も出てきています。

AC(えーしー)
アダルトチルドレン」の略称です。

大うつ病(おおうつびょう)
うつ病」の別称です。

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か行

カウンセリング
患者さんが物事を順序立てて考えられるよう、考え方が偏らないようにサポートする、言わば心理相談です。
カウンセラーが行います。
カウンセラーが問題を解決してくれるわけではありません。
あくまで、患者さん本人の気持ちを尊重するものです。

仮面うつ病
うつ病の症状が、憂うつ感としてではなく具体的な身体症状(頭痛・めまい・肩こり等)として現れる病気です。
身体的苦痛があるのに検査をしても異常が見つからない場合、仮面うつ病である可能性があります。

寛解(かんかい)
症状が軽くなり(またはなくなり)、よくなることです。

希死念慮(きしねんりょ)
「自殺念慮」とも言います。
頭の中で、ぼんやりとではあっても「消えてしまいたい」、「死にたい」と思うことです。

記念日反応
大きなショックを受けたことがある人(近親者の死別・事件・事故など)が、その出来事があった季節や日が近づくにつれて、一時的に抑うつ状態になることです。
ショックが大きければ大きいほど、何年もひきずってしまう可能性があります。

機能不全家族
虐待(ドメスティックバイオレンス)または養育放棄(ネグレクト)などの問題がある家族です。
目に見えないところで、父は厳格、母は温和、子供は優等生など、無意識に役割分担をしてしまっている場合も、本来の自分とは違う自分を演じている家族ということで、こう呼ばれることがあります。

気分障害
代表的なうつ病の他、単極性気分障害両極性気分障害などを含む、気持ちに病的な症状が現れる精神疾患の総称です。

気分変調症
気分変調性障害」の別称です。

気分変調性障害
気分障害の一種です。
「気分変調症」「軽症うつ病」「抑うつ神経症」とも呼ばれる病気です。
うつ病ほどには重くなく、それでも気持ちや性格の問題だけでは片付けられず、抗うつ剤によって症状が緩和される時、このような病名になることがあります。

共依存(きょういぞん)
嗜癖」の中で、人に依存する場合を限定して、こう呼ぶことがあります。
依存している方、依存されている方の両方を指して言います。
「この人がいないと生きていけない」「この人は、私がいないとダメなんだ」と、強く思い込んでしまう場合です。

グリーフワーク
大切な人との離別(死別だけでなく)や、心の支えとなっていたもの(例えば、仕事など)を失った時に、自然と始まる、立ち直るための心の動きのようなものです。

軽症うつ病
気分変調性障害」の別称です。

傾聴(けいちょう)
相手の話を文字通り聞くのではなく、「どんな気持ちでこの話をしているのだろう」ということを理解しようとする、積極的な聴き方のことです。

幻聴
耳鳴りとは異なり、頭の内側から人の声が聞こえます。声というより、自分以外の意志が伝わってきます。
この「声」には逆らうことができないといい、声の命令どおりに命を絶ってしまうことさえあります。

好発年齢(こうはつねんれい)
どの年代で発症する可能性が高いかを表す言葉です。

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さ行

自殺企図(じさつきと)
自殺するための手段について考えたり、また実行に移したりすることです。

自殺念慮(じさつねんりょ)
希死念慮」の別称です。

自死(じし)
「自殺」の別称です。
「自殺」という言葉は、「自分で自分を殺す」という意味に捉えられるため、「自殺」に替えてこの言葉を使おうとする動きが始まっています。

自死遺族(じしいぞく)
家族を自殺(自死)で亡くした親族です。
「遺族」という言葉から、厳密には血縁(婚姻)関係にある人を言いますが、婚約者や親友などを亡くした方も、広い意味では、該当すると考えられます。

自助グループ(じじょぐるーぷ)
同じ悩みや辛さを持った人が集まり、お互いに理解しあい、回復を目指そうとするグループです。
規模は小さなものから、NPO法人のような大きなものまで、さまざまです。
定期的に会合を開き、皆との交流を深めてゆこうとしているグループもあります。

嗜癖(しへき)
「アディクション」とも言います。
お酒やタバコ、ギャンブル、特定の人などに、過度に依存してしまっている状態です。
程度にもよりますが、自力では改善できない場合もあります。
「~依存症」と、似たような意味と思っていいかと思います。

心因性(しんいんせい)
内因性」とは異なり、発病のきっかけとして、大きな悲しい・辛い出来事があるタイプです。

心気妄想(しんきもうそう)
自分が重篤な病気ではないかと信じ込み、人の意見に耳を傾けられないほどに、その思い込みが激しい場合です。
例えば、ガンなどの場合です。

睡眠障害
うつ病の場合、多くは早朝覚醒(早朝に目覚めて、それきり眠れなくなってしまう)がありますが、それ以外にも、寝付きが悪い場合、夜中に何度も目が覚める場合も含まれま す。

精神分裂病
統合失調症」の旧称です。

積極的・消極的な意志
「嘘」を例に説明してみます。
「白いものを『これは黒だ』と言うのは、『積極的な嘘』」
「黙っていたら、皆が、本当は白いものを黒いと誤解するだろうなーと、うすうすわかっていても、敢えて何も言わずに黙っているのは『消極的な嘘』」

躁うつ病(そううつびょう)
両極性気分障害」の別称です。

躁病(そうびょう)
気分障害の中の、単極性気分障害の一種です。
まったく睡眠を取らなくても疲れない、自分には何でもできると思うなど、病的に高揚した症状が続く精神疾患です。
金銭感覚がなくなって借金をしたり、空を飛べると信じてビルから飛び降りようとしたりする場合もあります。

ソーシャルワーカー
患者さんとそのご家族の、医療以外の面での手助けをしてくれる人です。
症状によって、どのような病院へ行くのがよいか示してくれたり、患者さんが治療に応じない場合の説得をしてくれたりします。
患者さんと病院の間に立って、連絡をとってくれることもあります。

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た・な行

単極性気分障害(たんきょくせいきぶんしょうがい)
気分障害の一種です。
うつ病躁病など、気分が落ち込む・高揚するの、どちらかの症状のみがあらわれる病気です。
一度だけ発病するものを「遅発性」(多くは初老期に起こります)、周期的に症状を繰り返すものを「周期性」と呼ぶこともあります。

癲癇(てんかん)
けいれんなどを伴い、発作的に意識を失う脳の病気。
慢性的に続きます。
発症率は、およそ100人に1人です。

統合失調症
妄想や幻覚、幻聴、無気力感などが起こる精神疾患です。
統合失調症と診断するための決定的な症状はなく、いくつかの症状が出ているのを併せて診断するため、診断が出るまでに時間がかかる場合があります。
以前と比べると、全体的に軽症な方が増えてきていて、社会生活を送りながら治療している場合もあります。

内因性(ないいんせい)
決定的な原因がなく、体の内側から自然と発病するタイプです。

日内変動(にちないへんどう)
一日のうちで、気分のいい時間帯と悪い時間帯があることを指して言います。
多くの場合は、朝に気分が悪く、夜になるに従ってよくなっていきます。

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は行

迫害妄想(はくがいもうそう)
被害妄想とも言います。
妄想」の中では、比較的ポピュラーなものかと思います。他人が自分に嫌がらせをしていると信じ込んでしまいます。
相手がまったく面識のない人であってもです。
テレビの中のニュースキャスターであることもあります。
それを苦にして、警察に電話してしまうこともあります。

発症率(はっしょうりつ)
日本国内での割合を基本としています。
人口何人に対して1人発病するかを表します。

被害妄想
迫害妄想」の別称です。

悲嘆のプロセス(ひたんのぷろせす)
グリーフワーク」の別称です。

病識(びょうしき)
ご本人が、ご自分が病気であると理解している時に、「病識がある」と言います。

病前性格(びょうぜんせいかく)
その病気になりやすい性格です。
必ずしも全員に当てはまるわけではありませんが、比較的共通して見られる性格の特徴です。

貧困妄想
お金がもう1円もなく、明日からの生活さえもできないと頑なに信じ込んでしまう場合です。
実際の貯蓄額とは無関係に、そのような思いが強く心に根付いてしまいます。

平板化(へいばんか)
波がなくなり、ずっと平均したラインを保つことです。

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ま行

未必の故意(みひつのこい)
悪い結果を招くだろうと事前にわかっていても、改善しないことです。
例えば、「このまま食事を摂らないでいたら、多分死ぬんだろうなと、うすうすわかっていても、そのまま食事を摂らないでいる」場合など。
外に出しては「死にたい」とは決して言わなかったとしても、「死んでもいいや」という気持ちが心の中にあったのではと予想できるので、これで死に至った場合、外からはわからなくても、自殺の可能性 が出てきます。

妄想
病気の症状として妄想と言う場合、それが第三者によって修正できない、強固なものであるという特徴を含みます。
奇想天外な考えでも、絶対にそうだと確信してしまっている場合です。
貧困妄想迫害妄想恋愛妄想など特定の呼び方をする場合もあります。

モーニングワーク
グリーフワーク」の別称です。

喪の作業
グリーフワーク」の別称です。

喪の仕事
グリーフワーク」の別称です。

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や・ら・わ行

抑うつ状態(よくうつじょうたい)
気持ちが沈み、意欲のない状態です。
うつ病が代表的ですが、統合失調症やその他身体的な病気、あるいは薬の副作用でも、症状として表れることがあります。
辛い経験をし、一時的に意欲を失い、時間の経過とともに自然と回復してきた場合も、意欲を失っていた時期は「抑うつ状態にあった」と言うことができます。
本人も気付かないうちに、自然と回復する場合もありますが、長期間にわたってこの状態が続く場合、服薬によって、症状を和らげることが可能です。

抑うつ神経症(よくうつしんけいしょう)
気分変調性障害」の別称です。

両極性気分障害(りょうきょくせいきぶんしょうがい)
気分障害の一種です。
うつ状態と躁状態とが繰り返しあらわれる病気です。
「循環性」「躁うつ病」と呼ぶこともあります。

恋愛妄想
自分が誰かと恋仲にあると信じ込む場合です。
相手は、面識のある人、ない人、どちらの場合もあります。
相手の気持ちが自分にあると、頑なに信じ込んでしまいます。